【フィリピン人雇用】必要な保険加入|社保・雇用・労災どこまで必要?

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はじめに

フィリピン人を日本で雇用する際、ビザの取得だけでなく「社会保険」や「雇用保険」などの制度に関する正しい理解が不可欠です。特に労働契約を結ぶ場合には、加入義務のある保険と任意のものを明確に区別しておかないと、トラブルや行政指導の対象になることも。本記事では、フィリピン人雇用時に必要な保険の種類と加入のポイントをわかりやすく解説します。

そもそも、どんな保険があるの?

レンさん
レンさん

外国人を雇ったら、どんな保険に入らなきゃいけないんですか?

さとみさん
さとみさん

大きく分けて次の3つです。外国人であっても日本国内で働くなら、基本的には日本人と同じ扱いになりますよ。

■ 主な保険制度一覧

保険名 加入義務 対象条件
雇用保険 原則必要 週20時間以上かつ31日以上の雇用見込み
社会保険(厚生年金+健康保険) 原則必要 常用的雇用・月88,000円以上の報酬等
労災保険 全員加入 労働者であれば日雇い含め対象

技能実習生や特定技能の場合は?

レンさん
レンさん

技能実習生とか特定技能の人はどうなんですか?

さとみさん
さとみさん

技能実習・特定技能の外国人も「労働者」ですので、雇用保険・社会保険・労災保険すべて加入が必要です。特に保険に加入していないと、在留資格の更新や監理団体の監査で問題になります。

フィリピンとの協定や保険証の発行は?

ふじはらさん
ふじはらさん

フィリピンは日本と社会保障協定を結んでいないため、日本の保険制度にそのまま加入する必要があります。加入後は、保険証も発行され、医療費の軽減措置も日本人と同じように受けられます。

まとめ:フィリピン人の雇用は「保険加入」も義務です

  • 雇用保険・社会保険・労災保険はいずれも原則加入義務あり
  • 外国人も「労働者」として日本の制度に基づいて処遇される
  • 保険未加入はビザ更新や監査に大きく影響

ご不安な方は、私たち専門家へご相談ください

外国人雇用における保険加入は、単なる手続きではなく「適正な雇用管理」の一環です。不安な点があれば、私たち専門家にご相談ください。労務管理から在留資格までサポートします。

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