はじめに
外国人を雇用して在留資格を取得・更新する際、必ず提出が求められるのが「雇用契約書」です。書式は自由ですが、内容に不備があると審査に大きな影響を与えます。この記事では、入管に提出する雇用契約書の書き方と、押さえるべきポイントをわかりやすく解説します。
雇用契約書で見られる主なポイント
項目 | 審査での着眼点 |
---|---|
賃金額 | 日本人と同等以上か/月給・時給の明示 |
契約期間 | 更新の有無/開始日・終了日が明確か |
職務内容 | 在留資格に合致しているか |
労働時間 | フルタイムか、週何時間か |
社会保険 | 加入義務の有無が記載されているか |
職務内容は特に重要!

レンさん
「事務」とか「技術職」とか、ざっくり書いてもいいんですよね?

さとみさん
それでは不十分です。職務内容が在留資格と一致しているかを審査されるため、「翻訳業務」「プログラム開発」「外国人向け営業」など、具体的に記載することが重要です。
書式は自由?それとも決まりがある?
法的には書式の決まりはありませんが、以下の情報が網羅されていることが求められます。
- 労働契約期間
- 業務内容
- 労働時間・休日・休暇
- 賃金額(支払日・通貨単位)
- 保険・福利厚生の有無
よくある不備と改善策
- 支払通貨が書かれていない →「日本円で支払う」と明記
- 契約期間が空欄 →「〇年〇月〇日から〇年〇月〇日まで」と明確に
- 会社の住所・代表者印がない →正式な会社名・住所・押印が必要
提出形式はどうする?
原則は紙のコピー(署名済)を提出します。電子契約であっても、入管にはPDF出力+押印などが必要になる場合があります。記名押印があるかを必ず確認しましょう。
まとめ:雇用契約書は「信頼を得る第一歩」
- 内容の具体性と一致性が審査のカギ
- 書式自由でも、要点を網羅した文面に
- 職務・賃金・期間を明確にすることが大前提
雇用契約書の作成も、私たち専門家にご相談ください
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