

たけし
遺言書って、公正証書で作るのがいいって聞いたけど、どうやって作るの?費用とか時間もかかるのかな?

さとみさん
公正証書遺言は、公証役場で公証人に作ってもらう遺言なの。形式ミスもなくて確実性が高いから、とてもおすすめよ。
公正証書遺言とは?
公正証書遺言とは、公証人が遺言者から内容を聞き取り、公証役場で正式に作成・保管する遺言です。 家庭裁判所の検認が不要で、内容の信頼性が高いのが特徴です。
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
形式不備の心配なし | 費用がかかる |
検認不要ですぐに使える | 証人2人の立会いが必要 |
原本が公証役場に保管され安心 | 手間と時間がかかる |
作成の流れ
- 遺言の内容を整理(財産・相続人・希望など)
- 公証役場に事前相談・予約
- 必要書類を提出(戸籍・固定資産税評価証明書など)
- 証人2名を用意(家族以外)
- 公証人の面前で内容確認・署名押印
- 正本・謄本を受け取り、原本は公証役場に保管
必要なもの
- 遺言者の本人確認書類(運転免許証など)
- 遺言内容に関する資料(不動産登記事項証明書など)
- 相続人の情報(戸籍など)
- 証人2名(18歳以上、利害関係者不可)

ふじはらさん
作ったら公証役場に原本が保管されるから、万一紛失しても安心だし、裁判所の検認も不要なんだ。相続トラブルを防ぎたい人には一番おすすめ!
費用の目安
公正証書遺言の費用は、遺言の財産額に応じて決まります(公証人手数料令に基づく)。
- 1000万円以下:11,000円
- 3000万円以下:23,000円
- 1億円以下:43,000円
- 証人への謝礼(1人5,000〜10,000円程度)
こんな人におすすめ
- 遺言内容を確実に残したい
- 家族間の争いを防ぎたい
- 不動産などの分割が複雑な人

たけし
少しお金はかかるけど、安心して家族に遺せるならいいかもね。
まとめ:公正証書遺言のポイント
- もっとも確実で信頼性の高い遺言形式
- 検認不要・保管も安心・形式ミスなし
- 費用や証人の準備は必要
ご相談は私たち専門家へ
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