
取消と失効、何が違うの?

ゆうたさん
「許可取消」と「失効」って、似てるけどどう違うの?どっちも許可がなくなるってことだよね?

さとみさん
「取消」は違反などが原因で行政処分として取り上げられるもの、「失効」は更新忘れや廃業などで自然に効力を失うものですよ。
許可取消とは(行政処分)
- 重大な違反行為(虚偽申請、無許可営業など)
- 法令違反・不正行為があった場合に国や都道府県が「取消処分」
- 処分歴として公表され、再取得にも制限がかかる場合がある
許可の失効とは(手続き上の消滅)
- 有効期間(通常5年)満了までに更新手続きしなかった
- 廃業届を提出した
- 合併・解散・死亡などにより法人や事業主の実体がなくなった
【比較表】取消と失効の違い
項目 | 許可取消 | 許可失効 |
---|---|---|
原因 | 違反・不正・行政処分 | 期限切れ・廃業など |
処分の性質 | 法的制裁 | 手続き・状態の変化 |
公表の有無 | 国交省・都道府県が公告 | 原則公表なし |
再取得のハードル | 原則5年取得不可などあり | いつでも再取得可能 |
まとめ
「許可取消」は罰、「失効」は期限切れ。どちらも建設業としての営業ができなくなる点では共通ですが、その後の再取得や社会的信用の面で大きな違いがあります。
更新手続きや法令順守に不安がある方は、ぜひ私たち専門家にご相談ください。
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