はじめに
日本で勉学に励む外国人留学生が、卒業後にそのまま日本で就職を目指すケースは年々増加しています。しかし、「留学」から「就労」への在留資格変更は、慎重な準備と正確な知識が必要です。本記事では、その流れや注意点を、やさしい会話形式で解説します。
就職先が決まったらすぐに変更できるの?

レンさん
大学卒業後、日本の会社に内定をもらいました。すぐに「就労ビザ」に変更できるんですか?

さとみさん
はい、可能です。ただし、「就労ビザ」の中にもさまざまな種類があります。たとえば『技術・人文知識・国際業務』などが一般的です。申請前に、内定先の仕事内容がどのビザに該当するかを確認しましょう。
在留資格の変更手続きの流れ
以下の図で全体の流れを確認してみましょう。
■ 留学→就労ビザ変更の流れ(概要図)
ステップ | 内容 |
---|---|
① | 内定獲得 |
② | 企業が雇用契約書を作成 |
③ | 在留資格変更許可申請(出入国在留管理局) |
④ | 審査(約1〜2か月) |
⑤ | 結果通知(許可/不許可) |
どんな書類が必要?

レンさん
どんな書類を用意すればいいのか、わかりづらいなあ。

さとみさん
主に次のような書類が必要です:
- 在留資格変更許可申請書
- パスポートと在留カード
- 卒業証明書または卒業見込証明書
- 雇用契約書
- 企業の登記事項証明書、決算書など
- 職務内容説明書
審査で不許可になるのはどんなとき?

ふじはらさん
不許可の原因で多いのは「仕事内容と学歴のミスマッチ」です。たとえば文学部卒の方がITエンジニアとして採用された場合、審査官に疑問を持たれることがあります。仕事内容の説明資料を丁寧に作成しましょう。
申請のタイミングはいつがいい?
在留期限ギリギリの申請は避けましょう。卒業後すぐに「特定活動(就職活動)」に移行し、そこから「就労ビザ」へ切り替える方法もあります。十分な余裕を持って行動することが大切です。
まとめ:留学から就労への変更は慎重に
- 仕事内容と学歴の関連性を説明する
- 企業側としっかり連携を取る
- 在留期限の管理に注意する
- 専門家に相談するのも有効
ご不安な方は、私たち専門家へご相談を
在留資格の変更には多くの書類と判断基準があります。「この内容で大丈夫かな?」と感じたら、私たち専門家が丁寧にサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
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