はじめに
外国人の方が日本人と結婚した場合、「日本人の配偶者等」という在留資格(いわゆる配偶者ビザ)を取得して日本に滞在できます。しかし、このビザには「本当に婚姻生活が実態としてあるか」が常に問われます。また、就労や離婚後の扱いにも注意が必要です。本記事では、配偶者ビザの取得後に気をつけるべきポイントを解説します。
結婚していれば、誰でももらえる?

レンさん
日本人と結婚したら、すぐにビザってもらえるんですか?

さとみさん
法律上の結婚が成立していても、「実態のある婚姻生活」がなければ認められません。結婚の経緯、生活状況、同居実態などを詳しく書いた質問書や写真なども必要です。
配偶者ビザでも就労できるの?

レンさん
配偶者ビザでも、自由に働いていいんですか?

さとみさん
はい、配偶者ビザは就労制限がありません。アルバイト・会社員・自営業もOK。ただし、更新時には就労状況の説明を求められることもあるので、記録は大切です。
更新や永住の申請で見られること
確認事項 | 具体的内容 |
---|---|
婚姻の実態 | 同居しているか、生活費を共有しているか |
生活の安定性 | 十分な収入があるか、保険や年金に加入しているか |
過去の在留履歴 | 違反歴や転職歴、納税状況など |
離婚したらどうなる?

レンさん
もし離婚したら、すぐビザがなくなるんですか?

ふじはらさん
離婚しても、すぐに在留資格が失われるわけではありませんが、「配偶者でなくなった」ことは出入国在留管理局に14日以内に届出が必要です。その後は「定住者」など他のビザへの変更を検討する必要があります。
まとめ:配偶者ビザは自由度が高い分、誠実さが求められる
- 婚姻の実態が重要(書類と生活状況)
- 就労は自由だが、収入状況は申請時に確認される
- 離婚時には在留資格の変更が必要
ご不安な方は、私たち専門家へご相談ください
配偶者ビザは自由度が高い一方で、制度への理解が浅いとトラブルにつながることもあります。更新や離婚後の対応など、不安があればぜひ私たち専門家にご相談ください。
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