はじめに
在留資格の変更や更新、就労ビザの申請を行う際、外国人本人の職歴や学歴を記載した「履歴書」の提出が求められます。特に転職や新規雇用の場合、この書類の内容が審査の成否を大きく左右することも。この記事では、入管提出用として求められる履歴書の書き方と注意点を解説します。
履歴書ってどんなときに必要?

レンさん
就職のときって履歴書を出すけど、入管にも必要なんですか?

さとみさん
はい、就労系の在留資格では、本人の経歴や学歴が審査の対象になります。職歴や学校歴、取得資格などを含めた履歴書を提出することで、仕事内容との整合性が確認されます。
書式のルールと基本構成
■ 入管提出用履歴書の主な構成
項目 | 記載内容 |
---|---|
氏名 | パスポートと同じ表記 |
生年月日 | 西暦で記載(例:1995年10月25日) |
住所 | 現在の居住地(在留カードと一致) |
学歴 | 高校〜大学(卒業年月と学科名) |
職歴 | 会社名、勤務期間、職務内容を具体的に |
「具体的に」とはどう書くの?

レンさん
仕事内容って、簡単に書けばいいんですよね?

さとみさん
実はここが重要ポイントです。「事務職」だけでは不十分で、「会計ソフトを使用した月次処理、請求書作成と管理」など、業務内容の具体性があると審査がスムーズです。
よくある不備例とその対策
- 期間のブランクがある→「求職中」「帰国中」などを明記
- 在籍企業の社名が略称→正式社名で記載
- 仕事内容が1行だけ→詳細を追記(特に技術職・専門職)
履歴書はフォーマット自由?
特に決まった様式はありませんが、横書き・A4サイズ・西暦表記が基本です。WordまたはPDF形式で作成し、日本語または英語で書かれることが多いです。
まとめ:履歴書は「審査用の証明書類」です
- 在留資格と職歴の整合性が重要
- 仕事内容は詳細に書くことで信頼性が増す
- 不備があると不許可リスクが高まる
書類作成に不安がある方は、私たち専門家へご相談を
履歴書は「ただの紹介文」ではなく「審査資料」です。内容の整合性や見せ方に不安があれば、私たち専門家が丁寧にサポートします。安心してご相談ください。
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