はじめに
日本に在留する外国人が、生活や目的の変化に応じて在留資格を変更したい場合に行うのが「在留資格変更許可申請」です。たとえば「留学」から「技術・人文知識・国際業務」への切替えや、「短期滞在」から「日本人の配偶者等」への変更など、さまざまなパターンがあります。この記事では、変更申請の基本と審査で見られるポイントを解説します。
どんなときに変更申請が必要?

レンさん
転職や結婚で、今のビザのままだとダメなんですか?

さとみさん
はい、在留資格は「活動内容に対応したもの」でなければなりません。たとえば「留学」から就職した場合、「技術・人文知識・国際業務」などへの変更申請が必要です。
よくある変更申請のパターン
- 留学 → 技術・人文知識・国際業務
- 短期滞在 → 日本人の配偶者等(※例外的)
- 技能実習 → 特定技能
- 配偶者ビザ → 定住者(離婚・死別後)
- 企業内転勤 → 技術・人文知識・国際業務(転職)
申請に必要な書類
基本書類 | 内容 |
---|---|
在留資格変更許可申請書 | 本人・所属機関等の記載あり |
在留カード | 表裏コピー |
パスポート | 身分事項・上陸許可印ページ |
理由書 | 活動内容の変更理由を説明 |
活動内容に応じた追加書類例
- 就職 → 雇用契約書、会社概要書、給与証明
- 結婚 → 戸籍謄本、婚姻届受理証明書、写真など
- 特定技能 → 試験合格証明書、技能実習修了証明書
審査で見られるポイント

ふじはらさん
「なぜ変更が必要か」「変更後の活動は合法か」「変更後の在留資格に必要な条件を満たしているか」が重点的に見られます。書類の整合性も大切ですよ。
申請時の注意点
- 変更申請中でも在留期限には注意
- 虚偽の経歴や偽造書類は厳しく処分される
- 一度不許可になると、再申請に影響することも
まとめ:在留資格の変更は「正しい手続きと書類準備」がカギ
- 在留目的の変更には、必ず申請が必要
- 活動内容・提出書類・時期を事前に確認
- 審査では「正当性・安定性・継続性」が見られる
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