
レンさん
外国人の書類って、たまに「これ本物?」って不安になることあるんだけど、偽造のリスクってあるの?

さとみさん
あるよ。とくに偽造パスポートや在留カードは現実に確認されている問題。だからこそ、きちんとした確認とリスク管理が大切なんだ。
実際にある偽造書類の例
- パスポート:写真貼替え・偽名・改ざん
- 在留カード:番号の改変・フォントが不自然・ICチップ未搭載
- 卒業証明書・就労証明書:完全な偽造または不実記載
特に在留カードやパスポートは、専門業者による精巧な偽造例も報告されています。
見抜くためのポイント
- 在留カード真偽照会システムを活用(入管庁ウェブサイト)
- ホログラム・透かし・厚みなどを目視・触感で確認
- 書類の提出時には必ず「原本確認」を行う
- 不自然な印影・署名・発行元の記載にも注意
企業・支援者がとるべき対応策
- 原本を確認し、コピーと照合する
- 疑わしい場合は出入国在留管理局に照会
- 外国語書類は翻訳者名と翻訳年月日を記載させる
- 入社前に必ず在留資格・在留期間を確認する

ふじはらさん
たとえ本人に悪意がなくても、偽造書類を用いた採用は企業にとって法的リスクとなります。確認を怠らないことが、結果として双方を守ることにつながります。
偽造発覚時の対応
- 採用前であれば採用見送りを決定し、理由を記録
- 就労中であれば、速やかに入管に相談・報告
- 偽造が組織的なものであれば、警察への通報も視野に

レンさん
たしかに、「信じる」だけじゃダメなんだね…。本人のためにもちゃんと確認することが大事なんだ。

さとみさん
その通り。信頼と確認はセット。リスク管理は誤解やトラブルから自分も相手も守る手段なんだよ。
まとめ|書類確認は信頼の入り口
外国人と関わる現場では、「疑う」のではなく「確認する」ことが重要です。偽造書類のリスクを理解し、正しい方法でチェック・報告することで、企業も支援者も安心して関われます。
不安や疑問がある場合は、私たち専門家にぜひご相談ください。
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