
個人事業主・法人で変わる保険と年金、どっちが有利?

ゆうたさん
国民健康保険・国民年金と、協会けんぽ・厚生年金って、どちらがトクなんでしょう?違いがよく分かりません。

さとみさん
大きな違いは「保険料の算定方法」と「将来の年金額」です。協会けんぽ・厚生年金は法人や従業員のいる方が主に加入し、国民健康保険・国民年金は個人事業主やフリーランスの方向けです。
【比較表】主な違いと特徴
制度名 | 加入者 | 保険料の決まり方 | 年金額 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|
国民健康保険 国民年金 |
個人事業主、無職、フリーランス | 所得や世帯人数等で決定 年金は定額 |
老齢基礎年金のみ 月6.5万円前後(令和6年) |
保険料が一定水準で抑えやすい 手続きが簡単 |
将来の年金が低め 傷病手当等の保障が少ない |
協会けんぽ 厚生年金 |
法人・会社員・従業員 | 報酬額に応じて決定(半額は会社負担) | 基礎年金+厚生年金分上乗せ 月10万円以上も可 |
将来受取る年金が大きい 傷病手当・出産手当等も充実 |
保険料は高め(報酬高いと負担大) |
どっちが「トク」か?ポイント解説
- 将来の年金額や保障内容は協会けんぽ・厚生年金の方が手厚い
- 個人事業主でも法人化し、役員報酬を受け取ると厚生年金に加入できる
- 短期的な保険料負担は国民健康保険・国民年金が有利なことも
- 「会社負担」があるのは厚生年金・協会けんぽの最大のメリット
制度選びのチェックポイント
- 将来の年金や保障を重視するなら厚生年金・協会けんぽ
- コストを最小限にしたい、または所得が低めなら国民健康保険・国民年金
- 法人化や従業員雇用のタイミングで切り替えを検討

ふじはらさん
一概に「どちらがトク」とは言えません。収入・家族構成・将来設計によって変わります。最適な選択のため、私たち専門家までぜひご相談ください。
まとめ
- 保障重視なら協会けんぽ・厚生年金、コスト重視なら国民健康保険・国民年金
- 法人化や家族の働き方も含めて検討が大切
- 迷ったときは専門家にご相談を!
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